The Portland Vase ポートランドの壺 【イギリス大英博物館 The British Museu】
【イギリス大英博物館 The British Museu】
大英博物館へは駅(Tottenham Court Road駅)から歩いて5分くらい。道には表示が出てるので迷わず行けます。
カメオガラスのポートランドの壺と、ウェッジウッドのジャスパーのポートランドの壺を両方見れました。
↓ こちらはカメオガラス製の「The Portland Vase ポートランドの壺」
1世紀ごろ世紀の変わり目のころにイタリアでつくられたカメオグラスの壺で、当時の技術の最高傑作品と言われています。「ポートランドの壺」という名前はこの壺の最後の所有者であるポートランド公爵の名前からつけられたものです。壺は、コバルトブルーのボディーをある程度の形にふくらませてから白色で覆われ、それからフルサイズにふくらませて取っ手がつけられたりかたちづくられます。花瓶が冷えてから宝石カット職人によって外側の白いデザインが何層にも削られていくのだそうです。デザインは、ギリシャ神話の愛と結婚の場面です。
↓ ウェッジウッドのジャスパーの「The Portland Vase ポートランドの壺」
古代イタリアの芸術の最高傑作といわれるカメオガラスのポートランドの壺をなんとか陶磁器で再現したい、というジョサイア・ウェッジウッドの思いからつくられました。本物のカメオグラスのポートランドの壺は、前に博物館で展示中に狼藉者に壊されてしまい200ピースくらいの粉々になってしまいました。その時の修復作業にこのウェッジウッドのジャスパーのポートランドの壺が使われ、「ウェッジウッドのジャスパー、ポートランドベース」という認識が広く確固たるものになりました。
↓ 西欧陶磁器のコーナーでは、たくさんのウェッジウッドの作品が展示されていました。
■大英博物館の中。天井が高く、広くて、開放的。展示品すべてをみるなら丸一日はかかるかも・・入場料は無く、寄付制なので、入口などにある箱の中に、自由な金額を入れればOK。来訪者の寄付で運営されてるんですね。。展示品の撮影OKなのでびっくりしました。
■博物館内にレストランやカフェもありました。お土産やさんでは展示品の面白いグッズがいろいろあって、お土産ショップをみるのも楽しいです。
★ポートランドの壺のデザインのマグカップがありました。ボーンチャイナではありません・・(^^*)